はじめに:定年後、または早期退職後の不安
長年、金融の最前線で働いてきた銀行員の皆さん。 退職や転職という人生の節目に立ったとき、「この先、何を軸に働いていくべきか」と迷う方は少なくありません。
- 資格を取って士業に?
- 自分で事業を始める?
- それとも、両方をかけ合わせる?
今回は、銀行員というキャリアを土台にした「セカンドキャリア戦略」を3つの視点から整理し、実践的に提案します。
選択肢1:士業・資格取得で“堅実な独立”を目指す
向いている人
- リスクを抑えて着実に収入を得たい
- コツコツ型の努力ができる
- 信頼性のある肩書を持ちたい
有望な資格例
- 中小企業診断士:経営支援や補助金申請で需要大
- 社労士・行政書士:労務や許認可業務で企業をサポート
- FP・税理士:資産形成や相続対策ニーズの高まりに対応
銀行員との親和性
- 財務知識、顧客対応、提案力がすぐに活かせる
- 「元銀行員」という信頼性の高いバックボーン
注意点
- 資格取得に年単位の努力が必要
- 資格だけでは食べていけない。営業力=命
選択肢2:事業開発型キャリアで“自由と可能性”を掴む
向いている人
- 「自分の力で稼ぎたい」という意欲がある
- アイデアやビジネスセンスに自信がある
- 固定収入より自由度を重視したい
具体的な方向性
- 資金調達や補助金申請支援コンサル
- 事業承継・M&Aアドバイザー
- 地方創生や観光、教育、リスキリング領域での起業
銀行員の強みを活かすポイント
- 経営者目線で数字を語れる
- 実績ある職歴で“信用”が得られる
- 地方の人脈・地銀出身なら“地域資源”と組み合わせやすい
注意点
- 最初の1〜2年は不安定になりがち
- 形になるまでは、熱量と持久力が求められる
選択肢3:ハイブリッド型 〜資格×ビジネスで二刀流を目指す〜
向いている人
- 安定収入も欲しいが、挑戦もしたい
- ひとつに絞れない性格
- 「自分にしかできないこと」で独自ポジションを築きたい
例
- 中小企業診断士+地方ビジネスプロデュース
- FP+個人向けマネー講座+YouTube
- 行政書士+空き家再生+補助金アドバイザー
メリット
- 資格でベースの信用と収入を確保しつつ
- ビジネスでスケーラブルな収入や影響力も狙える
まとめ:選択肢はありますが、選べないのが現実!
選択肢に優劣はありません。でも、本音では「選べない」のではないでしょうか? なぜなら、多くの銀行員は、これまで“転職をしない人生”を歩んできたからです。
だからこそ、今の自分がどんな価値観を持ち、どんな働き方に満足を感じるのか、深く見つめ直す必要があります。
銀行員時代のスキルや信用は、あなたの人生をもう一度設計するための「資産」です。 これをどう活かすかは、あなた次第です。
とはいえ、転職をしたことがない中で「何を選ぶか」は、やはり難しい。 だからこそ、焦らずに“自分に合った小さな行動”を始めてみることが大切です。 その第一歩として、今の悩みを話してみることから始めてみませんか? 銀行員としてのあなたのキャリアに合わせた具体的なアドバイスをご用意しています。
追伸:
実は—— 私は多分、あなたが選ぶべき道を知っています。 なぜならそれは、「あなた自身がすでに気づいているはずの選択」だからです。 あとは、その小さな直感に、ほんの少しの勇気を添えるだけです。
まずは、今の悩みを話してみませんか?
だからこそ、今回銀行員のセカンドキャリアの相談を受けようと思ったのです。まずは相談してみてください。 お気軽にご相談ください。 ▶︎▶︎ お問い合わせはこちら
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