前回の「77note㊴ 登録実務講習概要」で、登録実務講習の仕組みや注意点について整理しました。
そして本日——ついに、私自身が実際に講習を申し込んでみました!
今回はその報告として、「どの機関に決めたのか?」「なぜそこを選んだのか?」というポイント、そして実際に申し込んでみてわかった受講までの流れや所要時間をまとめてご紹介します。
これから登録実務講習を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
✅ なぜその講習機関を選んだのか? 決め手は3つ
登録実務講習は、現在5つの登録講習機関が実施しています。
講習の内容自体はほぼ同一ですが、「費用」「講習形式」「スケジュール」に差があるのが実際のところです。
私は以下の3つの観点を総合的に比較して、最終的な受講先を決定しました。
1. 講習費用の違い
意外と盲点なのが費用面。
数千円〜1万円近くの差があることもあり、費用だけで選ぶのも一つの手です。
ただ私は、最安ではなく「費用対効果が見合うバランス重視」で判断しました。
2. 講習形式(オンラインか対面か)
対面で集中したい人もいれば、地方在住で移動が難しい方もいます。
私はオンライン講義形式を選択。自宅で受講でき、時間も有効に使えるのが決め手になりました。
3. スケジュールの柔軟さ
申し込み時点で受講枠が埋まっている場合もあります。
複数の機関を比較した上で、自分のスケジュールに無理のない日程が確保できるところを選びました。
📘 受講までの流れと所要時間の目安
では、申し込み後から修了までの実際のスケジュールはどのようになっているのか?
私が申し込んだ講習では、以下のような流れで進んでいきます:
▶ ① オンライン学習(約20時間)
まずは事前学習。
専用のオンライン教材にアクセスし、合計20時間程度の学習が求められます。
これは自分のペースで進められるので、仕事や家庭との両立がしやすいパートです。
▶ ② オンライン講義(1日:7時間)
指定された1日で、Zoom等を用いたオンライン講義を受講。
ここでは出席確認もあり、講師の解説をリアルタイムで受けながら実務の流れを理解していきます。
▶ ③ 修了試験(約1時間)
講義後には修了試験があります。
内容は講義や教材に沿ったもので、合格すれば修了証が発行されます。
この証明書が、行政書士登録時に必要となる重要書類です。
⏱ 総所要時間の目安と心構え
項目 | 時間の目安 |
---|---|
オンライン教材学習 | 約20時間 |
オンライン講義 | 約7時間 |
修了試験 | 約1時間 |
合計 | 約28時間+α |
補足すると、教材の読み直しや事前準備、講義前後の確認作業なども含めると、全体で30時間前後のスケジュールを見ておくと安心です。
✍ 最後に:これから申し込む方へのアドバイス
登録実務講習は、決して難解ではありません。
しかし、事前準備やスケジュール調整が必要な点では、ある程度の計画性が求められます。
これから申し込む方は、以下のポイントを押さえておくとスムーズです:
- 複数機関の「費用」「形式」「日程」を比較する
- オンライン学習の時間を確保しておく
- 講義当日は集中できる環境を整える
この講習が終われば、いよいよ行政書士としての登録手続きが本格的に動き出します。
一歩一歩、着実に進めていきましょう。
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