民泊を始めるにあたり、改修工事の費用を少しでも抑えるべく、「小規模事業者持続化補助金」を活用しようと考えています。
その申請に必要なプロセスのひとつが、商工会議所との事前面談。
先日、その面談を受けてきたので、今日はその感想と、いただいたアドバイスをシェアします。
商工会議所の面談は「親切」そのもの
初めての申請ということもあり、やや緊張して臨みましたが、
実際に対応してくださった担当者の方はとても丁寧で、親身に話を聞いてくれました。
こちらの想いや事業計画をしっかり受け止めた上で、
- 書類の記載の仕方
- 書きぶりの改善点
- 審査員の目線
などについて、実務的かつ的確なアドバイスを受けることができました。
指摘されたポイント①:文章が多すぎる…
申請書のドラフトを見て、まず言われたのがこれ:
「全体的に文字が多すぎて、読む人がイメージしにくいですね」
確かに、真面目に書けば書くほど説明が長くなってしまう…。
でも、読み手(=審査員)は限られた時間の中で多数の申請書をチェックしているという現実を忘れてはいけません。
💡改善アドバイス
- 写真や図を挟んで視覚的に伝える(ビフォーアフター、設備の写真など)
- 「伝わる」ことを最優先に、見出しや余白を意識したレイアウトに
指摘されたポイント②:企業概要は箇条書きで
企業概要についても、「長文よりも箇条書きでわかりやすく整理する方がベター」とのアドバイスがありました。
例:
- 設立年月:20XX年X月
- 所在地:○○県○○市
- 事業内容:地域観光資源を活かした民泊運営
- 強み:地域密着のネットワークとリピーターを生む企画力
審査員が一目で「どんな事業者か」がわかることが大切だという視点です。
指摘されたポイント③:補助事業と見積りの整合性
提出予定の見積書についても、補助事業の内容とズレがないか確認が必要だと教えていただきました。
たとえば、「エアコン設置」の見積があるのに、その必要性が本文に書かれていない、といったパターンは整合性に欠ける=減点対象になる可能性も。
指摘されたポイント④:競合分析と差別化の明記
そして何より印象に残ったのがこちら:
「他の民泊との差別化ポイントを明確に書いてください」
たとえば、
- 近隣にある民泊施設との違い
- 自分の施設だけが提供できる“体験”や“価値”
- 今後どう差別化して収益化していくか
こうした点をしっかり記載することが、補助金の採択率アップに直結するとのことです。
まとめ:面談は“通過点”ではなく“ブラッシュアップの場”
今回の面談を通して感じたのは、
補助金申請とは単なる書類提出ではなく、「事業の本気度と魅力を伝えるプレゼンテーション」だということ。
商工会議所の方の指導はとても実践的で、面談前と後で、申請書の完成度が大きく変わりそうです。
最後に:同じように申請を考えている方へ
これから補助金を使って民泊など地域事業を始めたい方にとって、商工会議所との面談は“相談の場”として大いに活用する価値があると感じました。
今回の学びをもとに、申請書をさらに磨き、補助金を活用して理想の民泊施設を形にしていきます。
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